8月3日の20時50分頃、筑西市の母子島遊水池から、パール筑波の撮影を試みました。
概算では、20時34分ころだったので、15分ずれたことになります。
撮影者は、筆者以外には4名でした。
19時20分頃、母子島遊水池についた時には、既に3名が三脚をセットしていました。
カメラは2台セットして、1台は、タイムラプスに設定している人もいました。
星空撮影の専門家には、カメラを半ダースくらいならべて長時間露光する人もいます。その場合、重い三脚では、どうにもならないので、軽い三脚と重しを使うようです。
今回は、風はなかったので、三脚の問題はありませんでした。
さて、日没が、18時30分で、2時間以上経過していますので、月以外の明かりはありません。
この条件では、月の表面の模様がみえる露光では、あたりは真っ黒になります。
あたりが見える露光では、月の表面は見えませんし、露光時間を延ばせば、ふやけた月になります。
一応、月の表面の模様は諦めて、月がふやけないレベルの露光を目指しました。
「#パール筑波山 Instagram Posts」には、驚くようなパール筑波の写真が載っています。
これには、月の位置でなく、太陽の位置も考えて、日没や日の出頃のパール筑波をねらう必要があります。
こうなると、水面を入れることはほぼ不可能です。
母小島遊水池に行ったのは、ダブルパールの可能性を考えてのことです。
結果的には、ダブルパールにはなりませんでした。
写真1には、赤矢印で水面が鏡面になった場合の月の反射位置を示しています。
実際の月の反射は、青まるのところにあります。
これから考えると、ダブルパール富士のような写真は、筑波山では難しそうです。
中村円眞堂さんは、日没直後くらいの写真と比較明合成しています。
中間トーンの飛んだ写真は美しくないので、これでもよいと思いますが、比較明合成と合成写真の差は紙一重です。
RAW現像については、次回に述べます。
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