ダイヤモンド筑波の続きです。
ウィキはつぎのようにダイヤモンド富士を書いています。
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いつどこでも見られるわけでなく、富士山頂から西側の南北35度以内の範囲では日の出の時(昇るダイヤモンド)、東側の南北35度以内の範囲では日没時(沈むダイヤモンド)に年2回、気象などの条件がそろった時にだけ見られる光景である。陸上でこの光景が見られる北限は、富士山から北東に約191キロ離れた茨城県鉾田市の海岸付近である。
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この35度は富士山の位置(緯度経度, N 35° 21.636' E 138° 43.640')から、きています。
筑波山の位置(北緯36度13分31秒 東経140度6分24秒)とは1度ずれますが、大まかには同じと考えられます。
筑波山の西側が日の出、筑波山の東側が日没のスポットになります。
東側の水面は、霞ヶ浦より近くには、少ないです。霞ヶ浦まで行くと、山の見えるサイズは小さくなります。
母子島遊水地で、筑波山頂に太陽がかかかるダイヤモンド筑波は、2月14日前後と10月28日前後の年2回見られます。
つくば市内には、36度の範囲には、水面は見られません。
西側で、36度以内にある大きな水面は砂沼です。
砂沼では、5月(4発27日から5月11日)と8月(1日から19日)に、ダイヤモンド筑波をみることができます。
日没であれば、霞ヶ浦沿いの小美玉市では年に2回、5月中旬と7月中旬頃にダイヤモンド筑波を見ることができます。
つくば新聞に、「筑波山のビューポイント」といじ記事がありました。
つくば市内には、ダイヤモンド筑波が見える水面ななそうです。
36度で考えると南限は、スパ・ホットランド・きぬの池が境界になります。
母子島遊水地は、洪水おあとに作られた人口調整池です。
人工的に、ダイヤモンド筑波が見える公園を整備しても、元がとれる気もします。
母子島遊水地が、砂沼より人気があるのは、池が小さいと波浪が発達しないので、鏡のような水面が出やすいためです。
つくし湖でも、ダイヤモンド筑波が見えると思いますが、前景の尾根は、筑波山を遮って、様になりません。
燧ヶ池は、36度より南にあるので、ダイヤモンド筑波は見えないと思われます。
というわけで、日の出のダイヤモンド筑波は、砂沼と母子島遊水地でしか見られず、水面が安定しているのは、母子島遊水地になっています。