竹園公園に、看板が出ていました。
写真1と見ると、羽成公園で、ポプラが倒れたので、他の公園のポプラも切ったと書いてあります。
問題は、看板の表現では、樹木医に丸投げしたので、市の担当者には落ち度がない(責任がない)と読める点です。
木を切ってから、植えるのあれば、野鳥は餌がないので、死んでしまいます。
順序は逆で、代替の木を植えて、その木がある程度育ってから、古い木を切るべきです。
第1に、樹木医は、この順序の判断を求められているとは思っていない可能性があります。
第2に、樹木医が、竹園公園のポプラは傷んでいるといったのは、エビデンスではありません。写真2から写真7をみれば、これらのポプラは、あまり傷んでいません。
つまり、急いで切る必要はありませんでした。
しかし、樹木医に丸なげして、写真のようなエビデンスを確認していない可能性があります。
第3に、樹木医は、仮に、大丈夫といっても、台風で木が倒れると、責任を問われます。そこで、健康な木でも、危ないと診断するバイアスを持っています。
つまり、この場合、樹木医に、判断を聞くことが間違いです。
周辺の住民が判断した方が、中立の判断になります。
公園の担当者は、最初から、ともかく、ポプラの木を切るつもりで、免罪符として、樹木医を呼んだとも解釈できます。
樹木医は、発注者の希望通りの診断書を書いて、次のビジネスの機会を担保した可能性があります。
しかし、まだ、十分に使える木を切ったことは、税金の無駄遣いの可能性があります。
野鳥には、可愛そうなことになりました。
木を植えれば、ある確率で、必ず倒れます。
合理的な方法は、街路樹の保険に入ることと思います。
さもなければ、木を切ることがベストになります。
実際に、新設される公園では、樹木が極端に減っています。