SUMMILUXは、パナソニックのLICAブランドです。
純正のLEICAブランドの交換レンズは、50万円くらいしますが、MFT用のパナソニックのLICAブランド(パナライカ)のレンズは、5万円くらいからありますので、庶民の味方です。
純正のLEICAブランドの交換レンズを持っている人は少ないと思いますが、パナライカのレンズを持っている人は多いと思います。
パラライカのレンズは、パナソニックが設計して、ライカの光学基準をクリアしています。
パラライカのレンズの価格には、ライカの「のれん代」が含まれていると思われますので、ライカブランドでない交換レンズと比べて、中身の差は価格差程はないと考えられす。
写真1は、キャノンのFE-Mの32mmF1.4で撮影しています。
丸ボケは、あまりよく見えません。
写真2は、パナライカの25mmF1.4で撮影しています。
写真1と同じF1.4ですが、より広角なので、丸ボケのサイズは小さくなっています。
とはいえ、丸ボケは、写真1よりも浮き上がって見えます。
写真3は、丸ボケ部分の拡大です。右半分は、色収差補正をかけています。
補正すれば、色収差は小さくなります。
つまり、パナライカの25mmF1.4は、軸上色収差の多いレンズです。
その色収差が、丸ボケが浮き上がる原因です。
所有していないので、比較できませんが、恐らく、価格の安いLUMIX G 25mm / F1.7では、これほどの色収差はでないと思われます。
絞りの値が違いますが、MTF曲線を見る限り、LUMIX G 25mm / F1.7の方が、解像度は高そうです。
写真1と写真2を比べれば、写真2の方が良く写っていると考える人は多いかもしれません。
ただし、デジタル編集を前提に考えるのであれば、コストをかけて、収差を残すよりは、スタイルファイルで対応すべきと考えます。