2022年洞峰公園のモミジ(1)
洞峰公園には、集中していませんが、モミジの木が多数あります。
木をえらべば、モミジの葉の撮影は可能です。
一方のモミジの木のレイアウトは、悲惨で、ストレスがたまります。
これは、恐らく、設計者の大高の意図であると思いますが、ひどくへそ曲がりです。
小堀川遠州などの回遊式庭園であれば、写真1のように、回遊路を歩いて行くと、視野の中央に、次々と主題が現れてきて、見るものを飽きさせないことが原則です。
ところが、洞峰公園では、ランニングコースになっている回遊路をどこまで歩いていっても、視野の中央に主題が現れることはありません。
主題に四阿、モミジなどがあれば、そこは、撮影スポットになります。
ところが、洞峰公園では、徹底して、回遊路の主題はつぶされています。
これは、偶然ではありえないので、意図して設計したと思われます。