EF-Mマウントのレンズで、32mm(換算50mm)前後のレンズで、縫いぐるみを撮影した写真を比較してみました。
基本は、F5.0でそろえます。
写真1は、28mmMacro(左)と14-45mm(右)です。28㎜は、単焦点です。細部のコントラストは、28mmの方が良いと思います。
写真2は、15-45mm(左)と18-150mm(右)です。普通に考えると、右のズームの画質が悪くなるはずですが、32mmでは、便利ズームの方がF値が明るくなります。画質も便利ズームが悪いとは言えません。
写真3は、18-150mm(左)と32mm(右)の比較です。
32mmの単焦点は、EF-Mマウントでは、ベストなレンズです。
圧倒的に右が良いです。
写真4は、共に32mmで、F5.0(左)とF1.4(右)の違いです。
背後を見ると右の方がボケています。
縫いぐるみの輪郭を見ると、右の方が柔らかくなっています。
柔らかく撮るには、F値を下げるべきで、32mmF1.4は、選択の幅が広くなります。
ここでは、15-45mm、18-150mm、28mmMacro、32mmの4本を比べました。
どのレンズも、大きく破綻することはなく、よく設計されています。
とはいえ、32mmが他を圧倒していることは確かです。
表1 画角毎のF値
11 15 18 22 24 28 35 45 55 70 100 150 200
EF-M15-45mm - 3.5 3.5 4.0 4.5 4.5 5.6 6.3 - - - - - EF-M18-150mm - 3.5 3.5 4.0 4.5 5.0 5.6 5.6 6.3 6.3 6.3 - EF-M55-200mm - - - - - - - - 4.5 5.0 5.6 5.6 6.3 EF-M11-22mm 4.0 5.0 5.6 5.6