小野酒店
小野酒店は、つくば市研究学園にある酒屋さんです。
小野酒店は、1920年に、土浦市で創業しました。小野酒店の4代目の小野公顕氏が、2016年秋に本社ごと研究学園に移転しています。
建築設計は、エウレカで、設計コンセプトは以下だそうです。
小野酒店の新しい出発となる本店の店舗は「現代的な和」をコンセプトに、設計から左官まで30代の若い力を集結。
紫外線の影響や室温管理の難しさから暗い店内になりがちな酒屋だが、気軽に入れる店を目指して紫外線カットフィルムを導入しガラス張りの店舗を実現。
竹材に3cmの土壁を施した店内、外壁の一部に土壁で水と太陽を表現し「酒造りを支えてくれている自然の恵みと農業に敬意を表し、全国の蔵元と家庭との架け橋になれるよう店舗の青い暖簾を掲げました」。移転後は「お客様の年齢層がぐっと若返えりました」。
商業地と住宅地の境目のロードサイドに建つ、店舗販売とネット販売を行う酒店の計画。店舗・事務所・物流倉庫とからなる複合建築です。建築のボリュームを3つにずらして配置して、倉庫・オフィス・酒屋の機能を持たせました。筑波山へと眺望が開かれたテラスは、交通量の多い歩道レベルから浮かぶようにして配置されています。店舗の商いと遠隔地の酒蔵・顧客とを結ぶ物流中継の場としての酒屋倉庫。
茨城県つくば市研究学園 店舗・事務所・物流倉庫 木造、地上2階建
写真1が、店舗の入り口の部分です。
写真2も、同じ部分ですが、別のアングルの写真です。
写真3は、物流倉庫側のアングルです。
写真4は、写真3とは、反対側から店舗を見ています。
非常に、特徴のあるデザインです。
紫外線カットフィルムを導入しガラスを多用しています。
心配することはないのかも知れませんが、台風などに対して、脆弱にならないか、気にはなります。
エウレカ小野酒店 http://www.eurk.jp/cw/ost.htm
【研究学園】小野酒店 https://www.tsukubaexpress-ibaraki.jp/interview/vol32.html