銀杏の秋(11)並木団地
並木団地は、銀杏の名所ではありません。
現在、並木団地の公務員住宅は順次、取り壊され、分譲住宅として、再整備され販売されています。
建て替え自体は、土地の有効利用で問題はありませんが、建て替えに伴って、団地内の樹木は、全て、伐採されています。
1980年頃、研究学園地区の開発が始まったときには、いくつかの公園や施設で、既にあった平地林を、部分的に取り組む試みがなされています。こうした都市計画の文化は、受け継がれていないように見えます。
写真1の左が、並木児童館で、右が並木保育所です。その間に銀杏の木が見えますが、これは、並木団地内にあります。
写真2は、同じ銀杏を、並木団地の建物と一緒に写しています。 現在、この建物には、住民はいません。
あと数年で、この銀杏の木は、見られなくなると思われます。