二の宮四丁目地区
二の宮幼稚園、二の宮児童館、二の宮保育所の南側には、松の木児童公園がありますが、逆の北側には二の宮四丁目地区(集合団地)があります。
住宅都市整備公団(UR)の分譲戸建て住宅で、設計は1988年に(有)宮脇檀建築研究所(宮脇檀)が担当しています。
写真1,2,3を見ていただくとわかりますが、各住宅には、藤棚のアーチがあり、その下が駐車場になっています。また、団地内の道路は全て石畳になっています。住宅と道路の間には、木が植えられています。
このように公共スペースを広く取り、公共スペースと私的スペースの間に緩やかな変化をつけると、住みやすい住宅ができるだろうと誰もが思っているでしょう。しかし、公共スペースを広くとると、私的スペースの面積当たりの単価が上がってしまい、売りにくい、買いにくい団地になる可能性があります。このため、ここまで、公共スペースを広く取った団地は、つくば市内でも少ないと思います。また、樹木の管理も、管理費が増える要因にもなります。写真を撮った日は、植木屋さんが入っていました。