darktableのバージョンアップの情報が、2月9日と2月21日に出ていました。フランス語のページで、見落としていました。
21日の記事の日本語訳を付けておきます。
「usine à gaz(gas factory)」の意味がよくわからなかったのですが、ここでは、(すぐに爆発する不安定な)と解釈しています。
これによれば、8月に、新バージョンが出るように作業が進んでいるようです。
また、9日の記事には、キャノンの新しいRAW形式CR3についても、記載があります。
9日の記事によれば、キャノンのCR3を今までサポートしてこなかった理由は、比較的最近のコンテナ形式であるISOBMFFの特許に関する訴訟をさけるためだそうです。現在、RawTherapeeはCR3をサポートしているようです。darktableのRAW読み出しは、Exiv2プロジェクトに依存しています。そのExiv2プロジェクトは、法的な問題が整理できたと判断して、CR3のサポートを始めています。安定板のコードは、2021年5月21日にリリースされる予定です。
21日の記事では、次のメジャーバージョンのリリースは8月となっていますが、9日の記事では、6月になっています。バージョン番号は、小数点以下の第1位は偶数のようです。
以下引用
darktable 3.5gitの新しいクイックアクセスディスプレイ
Luc Viatourは、「クイックアクセスパネルquick access panel」タブをミュートで表示します。 このタブはすでに開発バージョンにあり、次のバージョン3.6にあるはずです。その間にメジャーアップデートがない限り、8月にリリースされるはずです。
これにより、多くの資源(メモリーとGPU)を必要としないRAWの高速処理が可能になり、darktableを(すぐに爆発する不安定な)「ガス工場gas factory」または初心者には複雑すぎると考える人の誰もが沈黙するでしょう。
良いお知らせです。
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darktable 3.5 git nouvel affichage d’accès rapide 2021/02/21
https://darktable.fr/2021/02/darktable-3-5-git-nouvel-affichage-dacces-rapide/
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darktable et les fichiers Canon CR3 2021/02/09
https://darktable.fr/2021/02/darktable-et-les-fichiers-canon-cr3/