学園の杜公園（２）
学園の杜公園の2回目です。前回は、夜景でしたが、今回は、昼間の風景です。
写真１に見るように、この公園は非常に長細い形をしています。また、昼は筑波山がきれいにみえる場所です。これは、今回、分かりました。
夜景で気づかなかったのですが、写真２のように、歩道沿いの芝生が運動スペースとして活用されています。利用法は様々で、芝生が細長いことが、多様な利用を可能にしています。
公園の設計では、芝生やグランドが一番難しいと思います。こうして、公園を見ていくと、利用率の高いところと低いところがあり、差は大きいです。芝生は、多目的に使えますので、固定施設を設置して利用されないよりは望ましいと思いますが、実際の利用は、周辺の住民のライフスタイルに大きく依存します。設計時にその部分をどこまで、読み込めるかがポイントになります。この公園は、その点では成功例と思います。逆に言えば、学園都市整備地区内の公園では、都市計画で、機械的に公園が割り付けられた結果、芝生の設計が甘い公園が多いともいえます。
