洞峰公園～つくば市とその周辺の風景写真案内（４７）

統計データはありませんが、つくば市内の公園で、利用者数が一番多い公園と推定しています。

理由は、スポーツ施設が充実していることです。

市内にプールがある公園には、花畑近隣公園、二宮公園、矢田部プールなどがありますが、この公園のプールは温水プールで通年使えます。ただし、プールに来ている人も、それなりの本気度なので、浮き輪で海水浴気分でいくと、白い目で見られます。

こには、洞峰沼があります。洞峰沼は灌漑用のため池です。

wikiによると、池は２つあったようです。

洞峰沼は、洞峰公園内にある湖沼。上池（上原池）と下池（小野崎池）の2つから成っていたが、筑波研究学園都市の建設に伴って下池は埋め立てられた。現在洞峰公園にある洞峰沼は、かつての上池を縮小造成したものである。

体育館、プール、新都市記念館は大高正人が設計しています。

写真1は、紅葉のシーズンの洞峰公園です。

写真２は新都市記念館です。ここでは、開発前の写真をみることができます。WIKI 大高正人では、1980年建設とありますが、WIKI 洞峰公園では、1976年建設、1980年開園となっているので、公園ができる前に記念館が建設されたと思います。

研究学園都市が建設されて40年以上たちました。こうした建築にふれることは、都市計画の光と影について語ることになります。今まで、影の部分が目立つことはありませんでしたが、日本の人口が減っていくなかでは、影の部分に振れざるを得ないと思われます。また、それは、気が重くなる作業でもあります。