常総市地域交流センター(2)(常総市)
常総市地域交流センターは7階建てで、2階は図書館、1階は、ホールと展示室になっています。
今回は、展示室の部分の写真を載せます。
写真1は、結城紬です。
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結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物。単に結城ともいう。奈良時代から続く高級織物で、本結城の工程は国の重要無形文化財。近現代の技術革新による細かい縞・絣を特色とした最高級品が主流である。元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の精緻化に伴い糸が細くなってきたため、現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
結城紬の産地は結城市を中心に、茨城県から栃木県にまたがる鬼怒川沿いの約20キロメートルの範囲内、栃木県側では小山市から下野市付近まで、茨城県側は結城市周辺(常総市、筑西市、下妻市など)である。
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本場結城紬の生産(組合の検査ベース)は1980年がピークで31,288反を数えましたが、以降は減り、2017年度に生産数は1000反を割り込んで、2019年度は、960反です。
県内の生産者は2010年から2020年の10年で6割減の23軒になっています。
糸とりに従事する人の平均年齢は75歳以上、若い人の流入はなく、生産の継続は困難になりつつあります。
2017年以降の生産は、1000反弱のようです。
お値段は、結城紬のもう2度と出来ないと言われている、160亀甲の総柄(非売品)は、1500万円、160亀甲の飛び柄で、600万円、100山亀甲の総柄は、100万から300万です。
一方、機械織りのいしげ結城は、20万円です。機械織りでも、手作業がかなりあります。
手作業で継続することは、無理と思います。
結城紬 生産者6割減 「文化遺産」継承の危機 ユネスコ登録16日で10年 2020/11/15 下野新聞「SOON」ニュース https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/385020
幻になりかねない本場結城紬 2018/12/26 廣田紬株式会社 https://hirotatsumugi.jp/blog/5389
着物の種類 結城紬の現状 2016/5/27 https://kimono-oldnew.com/yuukitumugi-genzyou/
写真2は、1階のホールの前です。
写真3と写真4は、ナウマンゾウのレプリカとその説明です。
常総市あたりにもナウマンゾウがいたようで、この近辺では化石も発見されていることが、根拠のようです。
レプリカの元は、北海道産です。
なお、ナウマンゾウは、広く分布していて、つくば市内で発見された標本(レプリカではない)が、つくば市にあるつくば市桜歴史民俗資料館、産業技術総合研究所地質標本館、坂東市の茨城県自然博物館に展示されています。