風景写真の基本は、早朝と夕方のゴールデンアワ―です。
この時間帯には、光が刻々と変わります。
問題は、遠くまで遠征しても、利用可能な時間は1時間未満と少ないことです。
満月かそれに近い夜には、月明りでも撮影はが可能です。
三脚を立てて、Mモードで、リモコンを使います。
今回失敗にきづいた点は、周囲が暗いので、カメラのモニターで露光を確認することは危険だということです。
撮影時の印象とパソコンの画面では大きな差がありました。
露光は標準露光からのズレの表示を参考した方がよいです。
また、月明かりだけの場合と、街灯等の照明が一部入る場合で条件が異なります。
街灯と月明かりが混在するとホワイトバランスは難しくなります。
福岡堰の月明りの桜の写真を掲載します。
月は、高くなりすぎて、「桜+満月+水面」の写真は撮れませんでした。
月の高さも重要なポイントです。
1時間以上活動できたので、ゴールデンアワーと違って、撮り直しができるメリットはあります。
とはいえ、「桜の開花+月齢+天気」の3条件が必要なので、チャンスはあまり多くはありません。