大宮神社(美浦村)
大宮神社は、陸平貝塚公園に隣接した神社で、社殿は、美浦村では、最大規模です。
現在の社殿は、元禄4年(1691)社殿再建、拝殿造営されたもので、大正9年(1920)台風のために社殿が倒壊したので、大正10年に再建しています。元禄時代の遺構が見られるので、大正10年の再建では、古いパーツが再利用されています。 現在の社殿及び拝殿は元禄時代、数多くの重要文化財の社寺を造営した常陸の宮大工初代桜井瀬兵衛が手懸けた建築物と考えられています。
宮大工桜井瀬兵衛の建築は、薬王院を既に、紹介しています。
2020/09/20
初代桜井瀬兵衛が手がけた建築で、一番よく知られているものは、成田山新勝寺です。
写真1が、大宮神社の案内板です。
写真2が、正面の鳥居かた見た大宮神社です。
見えている建物は、拝殿で、拝殿の屋根の上に、社殿の屋根が見えます。
写真3は、斜めのアングルで、拝殿と社殿がわかります。
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大宮大神
http://www.ibaraki-jinjacho.jp/ibaraki/kennan/jinja/09072.htm
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常陸の宮大工・桜井瀬兵衛一門の作事
http://www.tsuchiura.org/~kokentik/sakurai/sakurai.html
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