darkroomの下に並んでいるアイコンの位置をボトムパネルとよびます。
v.3.2になって、v3.0から右ボトムパネルのアイコンが2つ追加になりました。(写真1)
追加になったアイコンは1番目と6番目です。1番目については、既に、露光のところで触れていますが、ここで、6つのアイコンの機能をまとめておきたいと思います。
1番目(電球)
ISO12646カラーチェッカーモード(写真2、写真3)を表示します。露出補正時に使います。
以下を評価します。
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中程度の灰色の領域がある画像の全体的な明るさ
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白い輪郭とのコントラスト
2番目(イメージセンサーアイコン)
RAWファイルの、露出オーバー/露出不足の警告を表示します。(写真4)
デフォルトの「CFAカラーでマーク」モードでは、それぞれの原色(赤、緑、青)のパターンが表示され、クリッピングされているチャンネルがわかります。
3番目(2等辺三角形X2アイコン)
Jpegの、露出オーバー/露出不足(白飛びと黒飛び)の警告を表示します(写真5)。
アイコンをクリックすると、警告のオンオフが切り替わります。黒飛びと白飛びと黒飛びのピクセルは、目立つ信号色で表示されます。 キーボードショートカット「O」を使用して、警告をアクティブにできます。
4番目(カラーチャートアイコン)
ソフトプルーフ。(ソフトウェアによる色校正)(写真6)
アイコンをクリックすると、画像のソフトプルーフ表示モードがアクティブになります。 ソフトプルーフを使用すると、プリンタープロファイルを使用してレンダリングされた画像をプレビューして、最終的な印刷で色がどのようになるかを確認できます。 プリンタ以外に、WEB、ディスプレイの表示もソフトプルーフできます。キーボードショートカット「Ctrl + S」でアクティブにもできます。 画像の左下にある「soft proof」メッセージが、ソフトプルーフ表示モードを示します。
5番目(注意アイコン)
色域チェック。(写真7)
アイコンをクリックすると、画像の色域チェック表示モードがアクティブになります。 色域チェックは、選択されたソフトプルーフプロファイルに関して、色域外のすべてのピクセルをシアンでハイライトします。 キーボードショートカット「Ctrl + G」でも色域チェックを有効にできます。 画像の左下にある「gamut check 色域チェック」という情報メッセージは、色域チェック表示モードを示します。 色域チェックとソフトプルーフは相互に排他的なモードです。この2つのチェックのパラメータ設定は共通です。
6番目(縦縞・横縞アイコン)
ラインカラー設定。