ダークルームのメイン画面とその下のフィルムストリップパネルの間に、アイコンが並んでいます。この部分は、ボトムパネルと呼ばれます。
アイコンと機能の関連は、使ってみれば、だいたいわかります。
特に、ボトルパネルの右に並んだアイコンは、表示に関連するもので、画像を編集しませんので、使ってみることがお薦めです。
写真1が、左のボトムパネルで、写真2が、右のボトムパネルです。
説明用に、左から右へ番号を振ってあります。以下は、番号のアイコンに対する説明です。
1)プリセット
モジュールプリセットのクイックアクセスメニュー。このメニューの内容は、「クイックプリセットリストの管理…」を選択することで管理できます。
2)スタイル
スタイルのクイックアクセスメニュー。
3)2番目のダークルームウィンドウ
マルチモニター設定の場合、ユーザーが別の画面に2番目の画像を表示できるようにします。
4)フォーカスピーキング
フォーカスピーキングモードのON/OFF。
5)色の評価
ISO12646色評価ビューのON/OFF。簡単に言えば、白い額をつけて、色を正確に評価します。
6)RAWの露出過度の警告
RAWの露出オーバーインジケーターのON/OFF。(右クリックでオプションを表示します)。
7)クリッピング警告
クリッピング警告のON/OFF。(右クリックでオプションを表示します)。
8)ソフトプルーフ
ソフトプルーフオーバーレイのON/OFF。(右クリックでオプションを表示します)。
選択したカラープロファイルを使用してレンダリングされた画像を表示します。
ソフトプルーフィングのカラープロファイルは、通常プリンターによって提供されるか、プリンターのプロファイリング中に生成されます。
9)色域チェック
色域チェックを切り替えます(右クリックでオプションを表示します)。
10)色付き線のオーバーレイ
画像に線を重ねるモード(マスク、トリミングガイドなど)の色を設定します。
写真3は、補足です。写真2の右のボトルパネルのアイコンは、トグル・スイッチになっています。スイッチは、原則、ダークルーム内で有効です。例えば、クリッピング警告
をONにして、ダークルームを抜けて、ライトテーブルに移動し、更に別の画像を選んで、ダークルームに移行すると、クリッピング警告のONは保存されています。しかし、クリッピング警告は、ライトテーブルでは機能しません。
例外はフォーカスピーキングで、写真2の4と同じアイコンが、写真3のライトテーブルにもあります。写真3に見るように、フォーカスピーキングは、ライトテーブルでも有効で、ライトテーブルでも、ON/OFFを変更出来ます。
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2021/09/10