PIXTAという画像素材のサイトがあります。
写真の販売サイトとしては、国内有数です。
写真だけでなく、画像素材も扱っています。
いとし藤は、江戸時代に山京東伝は出版したデザイン素材集の含まれている図案です。
画像素材としては、写真より図案に価値があります。
筆者も、実際に、Novel Daysの表紙写真を選んでみると、タイトルを入れるスペースの問題があり、主題が強く主張する写真は使いにくいです。
Novel Daysの表紙は以下ですが、成功しているとは言えません。
文字をいれると難易度があがります。
画像素材(いとし藤の写真)は、主題の明確な写真とは、わけて考える必要があります。
写真1は、路地の花の写真です。
デザイン素材にするのであれば、こうしたパターンの繰り返しの写真の方が利用価値が高いはずです。
写真1の花にはキズがあり、昆虫も写っています。
路地の花の場合、無傷な花は少ないです。
写真1には、花びらに、黒い点があります。
darktableのretouchをつかって、修正することもできますが、箇所が多いと大変です。
アウトプットは、写真ではなく、図案でもかまいませんので、Gmicや、ForoSketchなどをつかって、図案に変換する方法が考えられます。
写真2は、ForoSketchを使っています。
darktableは、RAWのデータをできるだけ忠実に使う設計思想なので、めざす写真が異なります。
いとし藤の写真について、考えてみます。