羽成観音~つくば市とその周辺の風景写真案内(89)

羽成観音

羽成観音は名所としては、ランクは高いとは言えないので、今までは注目していませんでした。

しかし、つくば新聞によると、映画やテレビのロケ地としては、つくば市内で、第3位のランクにあり、時代劇に頻出する場所であるあことがわかりました。なので、いってみました。

Google Mapでみると周辺に道はなく、写真では森の中で、周辺はよくわかりません。ナビに住所をいれたところ、サイエンス大通り(矢田部インターの道です)から、佐川急便の先で左折する道がでたので、このルートで行きましたが、とんでもない悪路でした。県道143号谷田部牛久線でいくことをお勧めします。案内は丁寧にでていますし、観音の周辺には駐車場が整備されています。

土浦歴史探訪:天女舞う羽成観音よると、「7観音、8薬師」シリーズの1つらしいです。以下引用します。


羽成観音は、小田原攻めなど戦国末期の大混乱のなかで新たに牛久城主となった由良国繁が、母・妙印尼のたっての願いで近隣で戦死した霊を弔うために建立した7観音、8薬師のひとつ。 ほかに下岩崎観音堂牛久市牛久の正源寺があります。本堂の天井に描かれた天女画は、「谷田部にすぎたるもの3つあり、不動並木に広瀬周度、飯塚伊賀七」と言われた谷田部藩藩医・広瀬周度の16歳の時の作品といわれているそうです。


 

写真1が全景です。まさに、時代劇に出てくる建物そのものですが、一見してわかるような特に、個性的なデザインではありません。このことは、時代劇で繰り返し使う場合には、長所になると思いますが、風景写真としてのインパクトは低いです。とくに本堂の周りが広く殺陣をするのに向いていること、平日の昼間は、訪問者はほとんどいないこと、周辺が森で、住宅が写らないことがポイントと思われます。

 

写真2は、正面の拡大ですが、光がかぶっています。風景写真を撮るときの筆者の癖で、どうしても広角側で建物を全体に入れるカットが多くなります。しかし、建物も個性が薄い場合には、部分を拡大した写真を撮るべきでした。拡大したアングルの写真が他になかってので、光がかぶっていますが、これを選びました。

写真3は、本堂からはなれた、小さな建物にあっただるまです。

以上の写真では、行ってみたくなりませんので、もう少し工夫してみる必要があります。

なお、周辺の地名「観音台」はこのお寺から来たと思われますが、ここの地名は羽成です。

 

 

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写真1 羽成観音

 

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写真2 羽成観音

 

 

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写真3 羽成観音

 

土浦歴史探訪 天女舞う羽成観音  2018/03/21

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