パンジーの事例を追加します。
写真1は、パナソニックの25mmF1.4の旧型です。
このレンズは、色のりが良いですが、丸ボケに緑色の収差がつくことがあります。
写真1の右上の丸ボケに、緑色が少し確認できます。
写真2は、SAMYANG85mmF1.4の旧型(一眼レフ用)です。
写真3も、SAMYANG85mmF1.4の旧型(一眼レフ用)です。
写真3では、丸ボケの周辺に緑色が確認できます。
パナソニックの25mmF1.4の旧型もシーンによっては、このような緑色の収差が現れます。
クラシックの署名な、ピアニストは、同じ曲を数回録音していることがあります。
ピアニストは、加齢に伴い指が回らなくなります。
たとえば、同じ曲を15年間隔で3回録音すれば、演奏技術については、後になるほどレベルが下がります。録音技術は進歩するので、後になるほど、音は鮮明に録音されています。
CD時代には、メーカーとしては、新作のCDが売れないと困るので、新しい録音の方が優れていると宣伝します。
最近では、ネット配信の固定料金になったので、こうしたバイアスがなくなっているかも知れません。
カメラメーカーも、新しいカメラとレンズが売れないと困るので、新しいカメラとレンズの方が優れていると宣伝しています。
レンズは、光学の物理法則に支配されるので、シングルショットで性能を上げるために、カメラとレンズが巨大化して、価格もあがっていきます。
これに反した、チャレンジな製品は、問題を抱えることになります。
たとえば、Nikon1は、マルチショットの中から、ベストショットを自動的に選抜するという先進のアイデアでしたが、画像認識技術の前の製品で、失敗しています。
MFTも、小型でほどほど(フイルム時代を基準にすれば、ほぼ完全)に性能がよいカメラを目指しましたが、混乱に陥っています。
フォーサーズの時には、600万画素でした。これは、フルサイズセンサーであれば、2400万画素になります。高感度耐性も、回析の影響も問題がありません。
現在のMFTは、2000万画素です。フルサイズでは、8000万画素になります。
MFTのレンズは、2000万画素でも、十分な解像度があり、場合よっては、ハイレゾショットにも耐えます。
レンズの物理的な性能については、もはや、あまり改善の余地がなくなっています。
そうなると、新しいカメラとレンズの方が優れているは限らなくなります。
MFTの自動焦点の性能には、改善の余地がありますが、レンズについては、改善の余地が小さいです。そうなると、MFTは進歩しない印象をあたえ、買い替えがおこりにくくなります。
2013年頃から、デジカメに販売台数が減少しました。
一般には、その理由は、スマホに押されたことになっていますが、この仮説は検証されていません。筆者は、技術進歩が減速したことが主な現認であると考えています。
写真の何枚かは、2015年発売のLUMIX DMC-GF7で撮影しています。
焦点が若干合いにくい、手振れがついていない機種ですが、これれの弱点は、静物であれば、撮りなおしをすれば、解消できます。
動体を撮影しない限り、10年前の入門用のカメラで、大きな不満はありません。


