撮影ガイドの読み方(4)

絞り(2)

 

絞りについて、光条を別にすれば、問題になるのは、被写界深度と解像度です。

 

しかし、筆者は、絞りには、線の硬さが関係すると考えています。

 

これは、筆者が写真を撮る前に、絵を描いていたことと関係があるかもしれません。

 

線画の場合には、硬い線と柔らかい線は異なります。

 

写真1は、F4.0です。椿の花びらの輪郭の線は固いです。

 

写真2は、F2.8です。椿の花びらの輪郭の線は柔らかく見えます。

 

この椿に花びらは、ティッシュペーパーのような質感なので、写真1には、違和感があります。

 

多くのレンズでは、F4.0では、線が硬くなります。

 

硬い線は、ポートレートには向きません。

 

F4.0でも線が硬くならない、唯一の例外が、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0です。このレンズは、F4.0でも、線が硬くなりません。

 

筆者は、絞りと線の硬さを論じた例をしりません。

 

線の硬さからすると、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0を例外として、F4.0のレンズで、ポートレートを撮影する気にはになれません。

 

写真1 F4

 

写真2 F2.8