撮影ガイドの読み方(1)

1)はじめに

 

デジタルカメラを購入したばかりの時には、素人なので、プロの書いた撮影ガイドを購入してよむ人も多いと思われます。

 

筆者もそうしました。

 

しかし、プロの書いた撮影ガイドには、非常に間違いが多いです。

 

特に、RAWで撮影して、PC上で現像する場合には、ダメ出しが多くあります。

 

こうした解説が見当たらないので、書いてみます。

 

なお、ここでは、Jpegは想定していません。

 

プロのカメラマンは、写真撮影で、収入を得ます。

 

アートのクリエーターを除けば、撮影から現像までのスループットが問題になります。

 

1枚の写真に時間をかけすぎれば、赤字になってしまいます。

 

このため、Jpeg撮影をしているプロが多いです。

 

特に、枚数が勝負の結婚式などのポートレートでは、その傾向が強くなります。

 

出来栄えが90点の写真1枚より、出来栄えが80点の写真3枚を選ぶ方法です。

 

ここでは、そのような撮影から現像までのスループットが問題にならない場合を想定しています。

 

写真1 コスモス