LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6というレンズがあります。
MFTの初代の標準ズームレンズです。2009年発売で、15年前のレンズになります。
標準ズームレンズでボケを狙うことは、通常はありませんが、このレンズであれば、45mmF5.6で、最短距離で撮影すれば、ボケるはずです。
比較には、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0を使い、45mmF5.6で撮影してみました。
撮影日が異なるので、シャッター速度に、違いがあります。
写真1のカメラは、1600万画素、写真2のカメラは2000万画素で、画素数はことなります。
こうしてみると、LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6は、値段の割には、良い成績を出しています。
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6は製造中止ですが、中古なら1万円程度です。
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6より少し大きくなりますが、OMDSの12-45㎜F4.0が似たようなスペックのレンズになります。ただし、価格は高いです。
カメラ本体が大きければ、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0には、各段の不満はありません。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0の画像には、尖ったところはありませんが、抜群の安定感があります。
この画角では、細部の解像度は、細部の解像度は、LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6の方が上回っているように見えますが、絵としてのバランスでは、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0が優っています。
カメラ本体が小さな場合には、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0を使うと、アンバランスになります。