新聞では、「正解のない時代」、「こたえのない問い」という表現を使いますが、これは、日本語にしかない表現で、英訳は、不可能です。
Weblio英和対訳辞書では、次のように説明しています。
originalのニュアンス
「original」という単語は、何かが独自性を持ち、以前には存在しなかった新しい要素を含むことを示す。この言葉は、アイディア、作品、製品などが他とは異なり、独自の特徴を有する場合に用いられる。
originalと一緒に使われやすい単語・表現
design(デザイン)
idea(アイディア)
concept(概念)
innovativeのニュアンス
「innovative」は、新しさと創造性を組み合わせたもので、従来の方法や考え方に対する改善や進歩を示唆する。この単語は、技術、ビジネス、芸術などの分野で、革新的な変化や発展を遂げたものに対して使用される。
innovativeと一緒に使われやすい単語・表現
technology(技術)
approach(アプローチ)
method(方法)
creativeのニュアンス
「creative」という言葉は、創造力や想像力が豊かであること、またはそれらを用いて何かを生み出すことを指す。この単語は、アート、文学、音楽などの芸術的な分野だけでなく、問題解決や発想の転換を要する状況にも適用される。
creativeと一緒に使われやすい単語・表現
process(プロセス)
thinking(思考)
expression(表現)
creative
クリエイティブとは、一般的には「創造的である」という意味の英語であるが、特に広告業界においては、広告として掲載するために制作された広告素材などを指す語である。
写真では、creativeが多用されます。
次のような組織もあります。
日本では、職人のように、見習いで、技を盗む、あるいは、教育が不可能な分野があると考える人がいますが、欧米では、教えることが当たりまえになっています。
恐らく、「creative」という言葉には、今までのルールに縛られないといったニュアンスがあるように思われます。
実は、写真撮影についていうと、日本語には、入門書は多数ありますが、中級、上級の本は、ほとんどありません。
これは、料理本についてもいえると思います。
アメリカには、料理コースをもつ大学があります。
クリエイティブフォトグラフィーセンター(CCP )は、1975年に設立され、アリゾナ大学ツーソンキャンパス にあります。
日本では、日大を除けば、写真は専門学校のカリキュラムしかありません。
第2次大戦の敗戦時に、博士を最も多く抱えていたドイツ企業は、カメラとレンズの企業でした。本来であれば、カメラ創りと撮影は、一体で学習すべき内容と思われます。
まとめると、欧米では、Creativeな写真の撮影方法は、教育可能であると考えられています。
Creativeな写真は、レンズやカメラの性能とは関係がありません。
フイルム時代から、Creativeな写真はあります。
スマホやコンデジでも、Creativeな写真は取れるはずです。
フイルム時代の写真をみれば、中板のフィルムをつかったモノクロ写真を除けば、写りはスマホ以下のものが多いです。
欧米では、スマホ写真の撮影法の本が多数出ていますが、日本では少ないと思います。