今回は、bloomの説明です。
darktableのdiffuse or sharpenモジュールができてから、bloom.hazeなどの同じ処理を専用モジュールとdiffuse or sharpenモジュールの2か所で設定できるようになりました。
圧倒的に画質劣化が少ないモジュールは、diffuse or sharpenモジュールなので、こちらの利用を優先します。
bloomの場合には、bloomモジュールではなく、diffuse or sharpenモジュールのbloomプリセットをつかいます。
写真1がサンプル画像です。
最近のカメラの特性で、解像度が高く、木の枝が強く目に入ります。
ここでは、コントラストとカラー中心の画像にするために、bloomで、木の枝の解像度を落とします。
写真2が、diffuse or sharpenのbloomのデフォルト設定です。
写真3が、デフォルト設定のbloomの処理結果です。
この設定では、処理が強すぎるので、変更します。
写真4がパラメータの変更です。
写真5が、変更したパラメータの処理結果です。
この方法では、空にもbloomがかかってしまいますので、気になる場合には、マスクを併用します。