被写界深度の問題を考えます。
写真1は、58㎜F1.4のレンズをkiss Mにつけています。
被写界深度が浅いので焦点は怪しくなっています。
バラは、日影にありました。
この時シャッター速度は4000分の1秒でしたので、
ひなたのバラの撮影は、断念しています。
写真2は、MFTの100mmF4で撮影しています。手段がくっくり、背景はボケているので、これで十分という気もします。
ただし、写真1と比べると、硬い感じがします。
写真3では、defuse & sharpenモジュールでbloomをかけています。
ただし、バラの花の部分は、フィルターで除いています。
写真4は、電子シャッターの使えるパナソニックのMTFの入門カメラを使っています。
シャッター速度は、6400分の1秒です。
この日は曇りでしたが、薄日がさすと電子シャッターの上限の16000分の1秒を越えてしまいました。
電子シャッターのないKiss Mのシャッター速度の上限は、4000分の1秒です。
パナソニックの電子シャッターの速度の上限は、16000分の1秒です。
シャッター速度の上限には、4倍の差がありますが、パナソニックのISOの下限は200で、Kiss Mの100には及びません。
総合的には、差は1段分しかありません。
屋外の場合には、F1.8 の方が使いやすいことがわかります。
F1.4では、NDフィルターは必須かも知れません。