バラを撮る(6)

被写界深度の問題を考えます。

写真1は、58㎜F1.4のレンズをkiss Mにつけています。

被写界深度が浅いので焦点は怪しくなっています。

バラは、日影にありました。

この時シャッター速度は4000分の1秒でしたので、

ひなたのバラの撮影は、断念しています。

写真2は、MFTの100mmF4で撮影しています。手段がくっくり、背景はボケているので、これで十分という気もします。

ただし、写真1と比べると、硬い感じがします。

 

写真3では、defuse & sharpenモジュールでbloomをかけています。

ただし、バラの花の部分は、フィルターで除いています。

 

写真4は、電子シャッターの使えるパナソニックMTFの入門カメラを使っています。

シャッター速度は、6400分の1秒です。

 

この日は曇りでしたが、薄日がさすと電子シャッターの上限の16000分の1秒を越えてしまいました。

 

電子シャッターのないKiss Mのシャッター速度の上限は、4000分の1秒です。

 

パナソニックの電子シャッターの速度の上限は、16000分の1秒です。

 

シャッター速度の上限には、4倍の差がありますが、パナソニックのISOの下限は200で、Kiss Mの100には及びません。

 

総合的には、差は1段分しかありません。

 

屋外の場合には、F1.8 の方が使いやすいことがわかります。

 

F1.4では、NDフィルターは必須かも知れません。

 

 

写真1

 

 

写真2

 

 

写真3

 

写真4