アルスホールのコンサート
アルスホールは、つくば文化会館アルスの2階に設置された100名収容できる多目的ホールです。
つくば市のHPには、「社会教育施設であるため営利目的・物品販売等の利用はできませんが、音楽会や講演会といった文化芸術活動に使うことができます」と書かれています。
音楽会と講演会であれば、椅子は固定の方がよいと思いますが、現状では、移動可能なパイプ椅子でした。
ポスターは、エントランス美術館(企画展示のみ)でもできるので、音響効果を考えれば、固定椅子にしなかった理由は不明です。
アメリカの高等学校では、ホールもキャフェテリアも学校定員にくらべサイズが小さくなっているころが多いです。
サイズが小さいと全校生徒が、ホールを使うには、3回の分けなければならなります。全校生徒の集会は、年に1,2回なので、そのために、体育館でパイプ椅子を使うのではなく、日常利用する小規模のホールを整備する方が合理的という考えです。キャフェテリアも昼休み時間をずして、総利用者の数分の1の規模で、より居心地のよい施設をつくる設計思想です。
最近、日本の私立大学では、オープンキャンパスの時に、下見の受験生が、入学したくなるようにと、座席数を減らして、ホテル並みのインテリアを使った食堂を整備するところが増えてきました。ただし、授業が始まっても、昼休み時間をずらさないため、昼休みには、極度に込み合っている場合もあります。
今回のコンサートは、撮影可能でしたので、演奏者も写っています。
ピアノは、根木マリサさん、ボーカルは、McGilbert Valdez Alvarezさんでした。
演奏はジャズジャズピアノだったので、クラシックピアノに比べると弱音が少なく感じられましたが、反射の多い音響効果も影響していたかも知れません。