極上の焼き芋の焼き方(150)2022年のサツマイモ

2022年のサツマイモで出始めたので、記事を再開します。

なお、サツマイモは、収穫後、貯蔵することで、糖度が上がります。

サツマイモを購入後、貯蔵してから、焼き芋にすべきという人もいます。

また、貯蔵期間は長い方がよいという人もいます。

千葉県のデータを見る限り、糖度が大きく上がるのは、1か月までです。

10月末にサツマイモを購入して、1か月貯蔵すると、12月になります。

12月に出荷されているサツマイモは、1か月貯蔵されています。

そうすると、10月末に購入して、自宅で貯蔵する場合と、12月に購入する場合を比較して、自宅で、貯蔵する場合のメリットは感じられません。

10月、11月のサツマイモは、貯蔵不足を理解して、焼き芋を作るのも、割り切りです。

実際、焼き芋屋さんで、営業時期が、12月からというお店も多くあります。

一方、ぽてとかいつかのようなブランドでは、出荷されているサツマイモは全て1か月以上貯蔵されたものと思われます。

つまり、サツマイモをえらべば、10月と11月にも、1か月以上貯蔵されているものがあります。

スーパーのノンブランドの地元野菜コーナーでも、生産者をえらべば、十分にあまい焼き芋ができるので、そのサツマイモは、1か月以上貯蔵されていると推測しています。

こうなると、焼き芋は、12月まで待てという従来のシオリーが当てはまらなくなります。

一方では、焼き芋にして、あまくならない場合もあります。

12月までは、当たりはずれのリスクをとりながら、焼き芋をつくることになります。