1)カラーライズとラスターマスク
ラスターマスクの例を追加します。
写真1は、音楽堂です。
正面にオルガンがあり、正面の壁の左右の端が、水色に変色しているので、この部分を処理してみます。
写真2は、露光モジュールで、パラメトリックマスクを使って、水色を含む明るい部分のマスクを作成しています。
写真3は、マスクを反転させて、露光をあげています。水色を含む光の部分を除いた部分の露光が明るくなっています。
写真4は、露光のパラトリックマスクを微調整(feathering radiusとblurring radius)していますが、水色の部分のクマがとれません。
写真5は、カラーライズモジュールで、水色を含む明るいところに色をつけています。
ここでは、露光モジュールで作成したパラメトリックマスクをラスターマスクとして呼び出して使っています。なお、ラスターマスクは、パラメトリックマスクを呼び出すだけで、微調整(feathering radiusとblurring radius)はできません。微調整が必要な場合は、パラメトリックマスク作成時に行います。写真5では、まだ若干問題がありますが、最初よりは改善されています。