EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM(1)

今回は、望遠ズームのEF-M55-200mm  F4.5-6.3 IS STMで、マクロ撮影をしてみます。

 

写真1と写真2は、EF-M55-200mmを使っています。写真1は、トリミングなしで、写真2がトリミング後です。



写真3と写真4は、EF-M18-150mmを使っています。写真3は、トリミングなしで、写真4がトリミング後です。

 

これを見ると、EF-M55-200mmは、EF-M18-150mmに完全に負けています。

 

写真5と写真6も、トリミング後のEF-M55-200mmを使った写真です。

 

写真5と写真6も、EF-M55-200mmですが、ピンとは甘く、写真6は、明らかにブレています。

 

焦点は、オートフォーカスです。

 

手持ち撮影で写真がブレないとされる限界シャッタースピードは、(1/焦点距離)秒よりも早いシャッタースピードです。これは、35mm換算です。

 

2本のレンズでは以下になります。

 

150㎜=>換算240mm=>1/240秒 、x1段 1/120秒、X2段 1/60秒

 

200mm=>換算320mm => 1/320秒、X1段 1/160秒、X2段 1/80秒



EF-M55-200mmの手ブレ改善効果は、3.5段分です。

 

EF-M18-150mmの手ブレ改善効果は、4.0段分です。

 

手ブレ効果が3段聞けば、写真6の1/100秒でも、ぶれないはずですが、そうはなっていません。

 

写真3と写真4は、ISOの設定ミスで、ISO2500になっていますが、その結果、シャッター速度が短くなっています。

 

EF-M55-200mmの撮影では、ISOの上限は800に設定され、写真のISOは、上限の800になっています。

 

EF-M55-200mmで、マクロ撮影をする場合にも、EF-M18-150mmと同じように、ISOの上限をあげたほうがよいのかもしれません。

 

なお、トリミングした写真のピントについては、カメラのモニターで確認する時も、かならず、拡大表示にする必要があります。

 

マクロの撮影については、ともかく、ピントにこだわる必要があります。

 

 

写真1

 

写真2

 

 

写真3

 

写真4

 

写真5

 

写真6