マクロを撮る(3)

4)早朝のミツバチ

 

朝の6時頃、高原で、ラベンダーにくるミツバチの撮影で、失敗して、1枚もまともな写真が撮れませんでした。

 

被写界深度を撮ろうとして、F8に絞って、絞り優先で、撮影したのですが、シャッター速度が、長くなり過ぎて、被写体ぶれをおこしてしまいました。写真1が、失敗例で、シャッター速度が1/30secです。

m4/3の100mmなので、換算200mmになります。

 

写真2が、kiss Mの150mm(換算240mm)の写真で、シャッター速度は1/400secです。

写真2は、絞り優先で撮影していますが、この時は、広間の光量の多い時だったので、シャッター速度が速く、被写体ブレにはなりませんでした。

 

また、ミツバチの活動も、写真1の方が、写真2よりはるかに、活発でした。

 

失敗を繰り返さない対策は以下です。

 

1)動きの速いものは、シャッタースピード優先で撮影すべきでした。

2)早朝で、光量が少なかったので、ISOをあげて撮影すべきでした。

写真1の時には、ISO自動設定になっていて、ISO2000までは上がる設定になっていましたが、効いていませんでしたので、ISOをISO400かISO800にあげるべきでした。

3)レンズの開放F値(写真1の場合はF4)で、数枚撮影しておくと、ブレについては保険になります・

4)ミツバチが動きまわり、フレームにいれるのがやっとでしたので、モニターで、しっかり、チェックしなかったことが問題です。10枚に1枚位は、モニターで丁寧にチェックすべきでした。

 

 

 

写真1

 

 

写真2