最近のミラーレス一眼は、入門機でも、フィルム時代のカメラよりは、性能がいいと申し上げてきました。
これは、一つには、2013年頃までは、1.7型の上級コンデジが販売されていたことでわかります。A4の紙にカラーで印刷する場合には、ダイナミックレンジは7EV程度なので、Jpegで十分でした、
ただ、このように書いても、実例がないと説得力はありませんので、今回は、サンプルを載せてみます。
フィルムカメラは、リバーサルをスキャンしています。
デジカメは、1インチのNikon1です。
フィルムカメラの写真は、良くありません。
フィルム時代には、解像度やダイナミックレンジを問題にする場合には、モノクロフィルムを使っています。
もちろん、リバーサルの劣化もありますが、フィルム時代には、A4(6つ切り)まで延ばすのは、ごく一部でした。
Nikonは、画質が悪いということで、販売がふるなかった、CXマウントから撤退しています。
1.7型もそうですが、Nikonは、CX(Nikon1)でも、フィルムカメラを基準に考えていた可能性があります。
Nikon1の欠点は、センサーというよりレンズがふるわなかった点にあると思います。Nikonが、m4/3でなく、なぜ、1インチを選んだのかが不明な点です。