Photoshopは必要か?

darktableを使い始めた時には、そのうちに、Lightroomに切り替えるつもりでしたが、シーン参照ワークフローに慣れてしまうと、今更、Lab色空間に戻る必要性を感じません。なので、Lightroomに切り替える話は立ち消えになりました。

 

とはいえ、darktableは、raw現像ソフトなので、作画はできません。これは、Lighroomも基本的には、同じですが、Photoshopは、作画できます。あまり、作画しすぎると、写真では、なくなってしまいますが、場合によっては、作画できると便利です。

 

ただし、作画ソフトで考えれば、Photoshopにこだわることはありません。

 

たとえば、Kritaでも、十分すぎる作画機能があります。

 

この場合の課題は、写真の切り抜きです。

 

写真の切り抜きは、例えば、windowsであれば、ペイント3Dでも出来ますが、あまり、精度が高くなく、Photoshopには及びません。

 

一方、商品の撮影などでは、写真の切り抜きの頻度は非常に高く、高精度で、確実に、切り抜くニーズがあります。この分野では、Photoshopは、手間と時間がかかりすぎるということで、専用の切り抜きソフトが使われています。

 

専用の切りきソフトは、WEBアプリのことが多く、有料です。

 

しかし、最近、ACワークス株式会社が、切り抜きACのベータ版を無償で提供しているので、使ってみました。サイズ制限は、実用的にはありません。

 

解説は以下です。

 

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切り抜きACは、AIにより自動で画像の前面(被写体)を検出し、背景を削除します。切り抜きACにはCNN(畳み込みニューラルネットワーク)など、複数のディープラーニングの技術を使って、画像の中の人物や動物、車などの物体を自動的に検出し、数秒で背景を削除し、背景が透過された画像を生成します。

 

ACワークス株式会社

AIが自動で画像の背景を切り抜きます|切り抜きAC

https://clipping-ac.com/

 

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写真1がもとの画像です。

 

写真2が、切り抜き画像です。

 

写真3が、Kirtaをつかった合成画像です。

 

写真4は、ペイント3Dを使った切り抜きです。

 

ペイント3Dよりは、かなり、精度が高いです。

 

いつまで、無償サービスが続くのか不明ですが、今の所、かなり使えると思います。

 

 

 

写真1

 

 

写真2

 

 

写真3

 

 

写真4