6)手ブレとISO
写真1のガクアジサイ、ガクの花に焦点が合っていません。
写真2で、焦点の合っている部分を表示すると確認できます。
写真1の焦点距離は81mmです。
写真3では、150㎜にしていますが、1/25secで、手ブレしています。
ぶれる限界のシャッター速度は、焦点距離分の1といわれています。
150mmであれば、1/150secです。
18-150mmは、手ブレ補正効果が 4.0段分あります。
150/(2x2x2x2)=9.3
なので、1/10秒くらいまではぶれないで欲しいところです。
腕がわるかったことになります。
ここでは、ISOは200で固定になっていました。
こまめに、モニターで、撮影後の画像を確認して、ISOを調整するか、自動ISOに設定しておくべきだったことになります。
Kiss M/M2のEF-Mマウントのズームレンズは、小型ですが、F値が暗いです。
暗いとあまりボケませんので、絞り開放で、ボケを狙うことはできませんので、絞って使うことがおおくなります。
例えば、手ブレの心配がなければ、F8は万能の絞りだと思います。
F8まで絞ると、レンズの弱点は出にくくなります。
フィルム時代のカメラでは、通常は、ISOは、100で固定です。
暗くなって、光量が減ってた場合には、絞りをあけて手ブレを防ぐか、三脚を使います。
しかし、デジタルでは、絞りを変えずに、ISOを上げる方がよさそうです。