道の駅とみうら 枇杷倶楽部(1)(南房総市)
2022年6月時点で、全国に、道の駅は、1194箇所ありますが、名前に倶楽部(くらぶ)がついているのは、房総市富浦町にある「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」と「道の駅おおつの里 花倶楽部」の2つだけです。
「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」は、カリスマ道の駅です。
とはいっても、道の駅に、カリスマの指定があるわけではありません。
カリスマは、人々の心を引きつけるような強い魅力、または、それをもつ人を指します。
枇杷倶楽部のカリスマは、株式会社ちば南房総副社長の加藤文男さんです。加藤文男さんの経歴は以下です。
1950年 千葉県生まれ。元南房総市企画部長 1992年 道の駅「とみうら枇杷倶楽部」初代駅長 1993年 建設省によって正式登録された全国103か所の「第1号」の道の駅に道の駅とみうらが選定 2004年 「観光カリスマ百選」(内閣府・国土交通省・農林水産省) 2007年 「地域中小企業サポーター」(経済産業省・国土交通省) 「地域活性化伝道師」(内閣府) 2008年 「地域力創造アドバイザー」(総務省) 2010年~2013年 JICA草の根技術協力事業「南房総の『道の駅』の知見を活かした住民参加による地域振興」(ベトナム)のプロジェクトリーダー 2013年~2016年 JICA草の根技術協力事業「『道の駅』を基盤とした農業の第6次産業化による地域振」(ベトナム)のプロジェクト 2016年〜2019年 JICA草の根技術協力事業「地域・産品・観光の連携で拓く販売チャンネルの拡大安全野菜栽培の拡大と伝統工芸品の振興」(ベトナム)のプロジェクト 2018年~2023年 JICA草の根技術協力事業「道の駅の知見を活用したアグロツーリズム推進による農業振興と防災環境の向上」(インドネシア)のプロジェト
いまでは国内のみならず海外からの視察や問い合わせもあるようです。
枇杷倶楽部の名物は、「びわソフト」ですが、不揃いで商品にならない枇杷の商品化をねらい、「果汁のことなら日本一」という人の協力や、ソフトクリームの「NISSEI」にも相談し、一流の「パーツ」を結集しているそうです。
今回は、ここまで。写真は次回から。