カメラの使い方では、このシーンでは、絞りやシャッター速度はいくつにすべきかというひな形を設定しているカメラマンもいます。
注意しなければならないのは、古い解説では、高感度ISOを前提にしていないので、その部分は、修正して使わないといけないということです。
この設定は、プロのカメラマンであれば、頭に叩き込んであるか、体が覚えている状態になっています。
プロのプロたる所以は、そのあたりにもあります。
素人は、ここで、躓きます。
Kiss M/M2もそうですが、入門カメラの場合には、シーンモードがあり、シーンモードを設定するとある程度は、シオリー通りの写真が撮れます。
とはいえ、シーンモードがけしからんと思うのは、各シーンモードの設定が公開されていないことです。また、シーンモードの設定を変更できるようになっていませんので、同じシーンモードでも、メーカーが変わると設定が変わってしまいます。
そこで、シーンモードは使わないということになります。
撮影シーンごとのカメラの設定を要約したシートは、チートシート(Cheat Sheet)と呼ばれます。
これは、日本語版は、見たことがないのですが、英語版は、検索するとかなり多く見つかります。
カメラの撮影法の本をよむのは大変ですが、チートシートであれば、パラパラみて、設定を使ってみるだけで済みます。
ということで、今回は、チートシートを使うと便利ですよという話でした。
なお、海外での名称は、Kiss Mは、 EOS M50で、Kiss M2は、EOS M50 mk IIです、機種ごとのチートシートを検索するには、EOS M50を使ってください。