darktableのカラーキャリブレーションは、ホワイトバランスよりも、強力な色調整ができます。ホワイトバランスは、daylightを基本とした色温度のカラーモデルですが、darktableには、このモデル以外に、黒体放射のモデルを持っています。
カラーバランスは、白と思われるエリアをピックすると、それに合わせて、色調整をしてくれます。
フードフォトの場合には、食品の暖かさを表現するために、ホワイトバランスを若干赤が強くなる方に、シフトするのが原則です。
カメラのシーンモードで、料理の設定がある場合に、料理シーンに設定すると、ホワイトバランスが赤にすこしだけシフトするはずです。
写真1は、daylightで、若干赤を強くしています。
写真2は、daylightで、若干赤を一番弱くしています。フードフォトのセオリーでは、避けるべき方法です。
写真3は、ピッカーを使って、皿の白い部分に、合わせています。こうするとdaylightではなくなります。このモードでは、皿の白い部分が正確に白になっています。
3枚の中では、これが、一番美味しそうに見えます。
つまり、カラーキャリブレーションを使うのであれば、カラーバランスを暖色にふるよりも、白い皿を際立たせる方が、見栄えがするように思われます。
このように、カラーキャリブレーションでは、ピッカーでひろう白であるがはずの部分を微調整することで、微妙なカラーバランスを簡単に調整することができます。


