フォーカスチェックは、焦点の合っている部分の色を変えて表示する機能です。
この機能は、アイコンを押すと、表示されるだけなので、実際の使い方の例を示します。
写真1は、kiss Mに、標準ズームの15-45mmをつけて、45mmF6.3で撮影しています。
写真2では、右下に水色の枠で囲んだアイコンをマウスでクリックして、焦点の合っている部分を表示しています。
写真3は、Kiss Mに18-150mmをつけて、37mmF5.0で撮影しています。
写真4では、焦点のあった部分を表示しています。
写真3は、写真1に比べれば、より広角側で、かつ、絞りも弱くなっています。
つまり、写真1と写真3を比べれば、被写体深度は、写真1の方が深くなります。
被写体深度が深くなれば、焦点の合っているエリアも広くならなくてはなりません。
しかし、写真2と写真4を比べると、明らかに、写真4の方が焦点の合っている範囲が広いです。
写真1と写真3を比べると、写真3の方が、細部まで良く写っています。
写真5は、18-150㎜で、150㎜F6.3で撮影しています。
写真3にくらべ、より望遠で、より強く絞っていますので、被写体深度も深くなるはずです。
写真6では、焦点の合っている部分を表示していますが、写真4より、範囲は狭くなっています。
このように、焦点が合っているけれども、今一つ、くっきりしない原因を見るには、フォーカスチェックは、便利です。