ハイライト復元

ハイライト復元モジュールの説明をします。

 

写真1が、もとの画像で、全体は位ですが、人形の左手と背後が白飛びしています。

 

写真2では、RAWのデータ欠測を表示しています。白飛びの部分に、赤い点が表示されています。これは、赤のデータが飛んでいることを示します。

 

写真3は、ハイライト復元モジュールで、閾値のスライダーを右に動かしています。

右上のヒストグラムを見るとわかりますが、ここで、データの飛んでいるのは、赤だけです。白飛びでは、RGBの3色とも飛んでいることもありますが、一方は、この場合のように、1色だけ、飛んでいることもあります。スライダーの移動で、白飛びを示す、赤い点の面積は、減少しますが、消えることはありませんでした。

つまり、ハイライト復元モジュールでは、赤の白飛びを完全になくすことはできませんでした。

 

しかし、GBの色が残っていますので、赤が目立たないように、画像を補正します。

 

写真4が、最終画像です。白飛びの部分を悪化させずに、他の部分を明るくすることができました。



 

写真1

 

 

写真2

 

 

写真3

 

 

写真4