EF-Mマウントの広角ズームです。
広角レンズは、標準画角に入らない対象が入ります。
風景写真を始めた時には、入らないことが気になって、広角ズームが好きだった時があります。
もっとも、その頃の標準ズームは、広角端が換算28㎜でした。
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを使わずに、標準ズームをEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMにする場合には、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMは必須です。
最近の標準ズームは。広角端が24㎜です。これで、対象が入らないことは少なくなりました。
一方、11㎜でも入らないものもあります。
m4/3で、換算30㎜の単焦点レンズを使っていると、換算28mmで入らない被写体は、全部入れなくてもよいと感じるようになります。
写真1は、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STの11㎜で撮影しています。確かに、普通より広いですが、パノラマにはなりません。
Kiss M/Mには、パノラマ写真モードがないので、すこしずつずらして撮影した写真を後で合成することになります。合成するのであれば、広角ではなく、歪みの少ない標準画角の方が有利です。
m4/3を確かめたところ、入門機には、オリンパスも、パナソニックも、パノラマ写真モードがあります。
写真1を見るとわかりますが、広角になると写真の中に、中心となるオブジェクトが見えにくくなります。
広角ズームは、どのような機会に使うべきか、もう少し考えたいと思います。