丸ボケを入れてみます。
丸ボケは、次の条件で作れます。
(1)丸ボケになる光源を探し、背景になる画角を設定します。
(2)フレームに近景を入れ、焦点を近景に合わせます。
丸ボケの大きさは、フレームの中の被写体の大きさに比例します。
つまり、広角では、丸ボケの大きさは小さくなり、望遠では、丸ボケの大きさは大きくなります。ボケの効果を狙うのであれば、望遠側で撮影することが基本になります。
写真1は、45mmF6.3で撮影しています。
写真2 は、15mmF3.5で撮影しています。
写真1よりも、写真2の方が、丸ボケの丸の大きさが小さくなっています。
特殊な効果を狙わなければ、望遠側で撮影するでしょう。
写真1も写真2のフレームの中に、緑色のレンズのフレアが入っています。
写真1と写真2では、近景の葉があまり印象的ではありません。
写真3、写真4、写真5では、太陽光があたって半分透明になっている葉を近景に選びました。
写真1と写真2よりは、印象的なできになっています。
写真5では、太陽が一部入っていて、構図はこれがベストですが、葉が、変色していますので、失敗写真になりました。
植物の傷は、現像するまで気づかないことも多くあります。