EOS Kiss Mの高輝度側の階調表現性の向上(3)

EOS Mの「OFF、D+、D+2」の続きです。

 

「OFF、D+、D+2」が、露光に影響することは間違いないのですが、影響の仕方は今ひとつわかりません。

 

特に、疑問は、基準露光のシフトと「OFF、D+、D+2」は、何が違うかという点にあります。

 

そこで、「OFF」と「D+2」の場合に、基準露光を変更して、カメラのモニターのヒストグラムを確認してみました。

 

「OFF」で、基準露光をプラス側に変化させると、ヒストグラムの右の端が、右に移動して、窓の右に移動します。つまり、白飛びを起こします。

 

「D+2」で、基準露光をプラス側に変化させると、ヒストグラムの右の端が、上に伸びます。しかし、窓の右には移動しません。つまり、白飛びは起きません。

 

「D+2」は、アッテネータ、あるいは、リミッターの効果をしているようです。

 

とりあえず、白飛びを抑えるのであれば、「D+2」をONにしておけばよいことになります。

 

ただし、アッテネータをかけると、白飛びは抑えられますが、階調はつぶれてしまうはずです。

 

なので、この解釈は間違っているかもしれません。

 

いずれにしても、「OFF、D+、D+2」は、基準露光を変更とは異なり、周波数によるフィルターが効いていると思われます。