今回は、m4/3の12-100mmF4.0を使っています。
写真3には、前回のAPS-Cの55-300mmF4.5-5.6との比較を示しています。
写真3で見ると、右の方がインパクトがあります。
APS-C(Nikon)には、16-80mmF2.8-4.0というレンズもあります。
スペックは、12-100mmF4.0に似ています。
ただし、レンズの価格は、12-100mmF4.0の方が高く、サイズも大きいです。
換算画角ではなく、もとの画角で考えれば、m4/3の方が、APS-Cより、トリミングして、レンズの軸からずれた周辺のデータを捨てていることになります。
これは、レンズが小さくてよいこと、収差の影響の出やすい周辺を捨てているので、小型かつ安価にレンズを作れることを意味します。
しかし、ここでは、m4/3のレンズの方が高価なので、レンズの差は歴然としています。
55-300mmF4.5-5.6は、100mmでもF4.5と検討していますが、製造中止になる前の価格が50千円位です。後継のAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR(これも製造中止)が、40千円位なので価格は更に下がっています。ただし、望遠側のF値は、F6.3と暗くなっています。
つまり、最近のレンズは、ISOを上げて使うことを前提に設計されています。
写真1 50mm F4.0 1/1600sec ISO200 m4/3
写真2 100mm F4.0 1/800sec ISO200 m4/3
写真3 左 98mm F4.5 1/400sec ISO100 ASP-C 右 写真1