真鍋小学校の桜(2022)(土浦市)
「真鍋小学校のサクラ」あるいは、「真鍋のサクラ」とは、固有名詞で、土浦市立真鍋小学校の校庭に生育しているソメイヨシノの古木5本の総称です。
真鍋小学校には、この5本以外にも、桜の木がありますが、「真鍋のサクラ」と言えば古木を指します。
1907年(明治40年)の真鍋小学校卒業生たちが新校舎落成記念として寄贈したもので、ソメイヨシノとしては青森県弘前市の弘前公園に植栽されている数本に次いで古いものと推定されています。1956年(昭和31年)に中央の3本、2002年(平成14年)には両端の2本が、「真鍋のサクラ」の名称で茨城県の天然記念物に指定されています。
最近では、小学校の校庭は、関係者以外立ち入り禁止なのですが、「真鍋のサクラ」の時期には、校庭と駐車場が開放され、夜間のライティングも行われます。
3枚の写真を載せました。
写真3が、他の2枚より、桜のピンクが強いのは、レンズの違いです。
花がたくさんついています。
古木は、ごつごつして、風格があります。
花のきれいな桜というより、文化財の趣があります。
補足:弘前公園の桜の古木
二の丸与力番所~東内門の間にあり、旧藩士の菊池楯衛から1882年(明治15年)に寄贈されたにより植えられたソメイヨシノ1000本のうちの1本で、現存するソメイヨシノでは日本最古のものです。推定年齢は140年(2022年現在)です。緑の相談所裏にある「日本最大幹周のソメイヨシノ」も明治15年に植えられた可能性が高いと言われています。
真鍋小学校のサクラ wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E9%8D%8B%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9