雪柳を巡って(4)

今回は、Kiss Mの32㎜のサンプルです。

距離は、ほぼ最短にしました。

写真1が、F8.0、写真2が、F4.5、写真3が、F1.4です。

F1.4の写真3が一番ボケています。

明るいレンズでは、ボケを問題にすることが多く、センサーサイズが小さいとボケの量が小さくなると指摘するひとが多いです。

しかし、丸ボケは、写真2が一番強く、F値が小さいほど、大きくなるわけではありません。

写真4,5,6は、写真1,2,3の繰り返しですが、モノクロに変換しています。

F値た小さいと、光が多く入るので、フレームの中の明るい部分と暗い部分の差がおおきくなります。その結果、中間トーンのグラデーションに幅が出て、写真の立体感が上ります。

明るいレンズを使って、絞りを開放に近くすると、その効果は絶大です。

写真1 32mmF8.0 1/40sec

写真2 32mmF4.5 1/160sec

写真3 32mmF1.4 1/1600sec

写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6