雪柳を巡って(1)

梅の花の撮影については、理解が進みました。

今回は、雪柳を題材にしてみます。

写真1 100mmF4.0 1/1000sec

写真2 100mmF4.0 1/400sec

写真3 100mmF4.0 1/1250sec

写真1は、雪柳の花に、直射日光が正面から注いでいます。

写真2では、日光を体で遮って、雪柳の花が日陰になるようにして、撮影しています。

写真3は、側光の写真です。

写真1は、焦点が、手前の葉にあっていて、花からはずれていますが、それをも除いても、立体感が乏しくなっています。

写真2は、いわゆる錯乱光で、花の撮影法については、この錯乱光をベストにしている人もいます。

写真3は、一部の花は、葉の影になっています。しかし、立体感は、写真3が、一番あります。

画角と絞りは、全て100mmF4.0です。

レンズは、12-100mmなので、ここでは、望遠端で圧縮効果をねらっていますが、後ろの花はボケます。

その場合、ボケない範囲を明確にして、どこを表現したいのかが、明確になることが原則です。

とはいえ、雪柳は、花の数が多いので、表現したいところとぼかすところ境界の設定は難しいです。

梅も同じですが、花を大きく写した場合には、この点の意図の表現が難しいです。

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写真1

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写真2

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写真3