梅の花を撮る(2022年の13)

75mmF4.8に、近い条件で撮影した梅の花の比較の続きです。

今回は、1/2.3型と1/1.7型センサーのコンデジの画像をのせてみます。

最近では、コンデジのセンサーも1インチ以上になってしまったので、1/2.3型は、望遠コンデジや、防水コンデジに残っているだけで、参考に、ならないかも知れませんが、センサーサイズが極端に小さくなった場合の影響を見ることが出来ます。

なお、センサーサイズが、1インチの場合では、ここまで、極端な画像は得られないと思われます。

写真2と写真3は、1/2.3型のニコンのP610、写真4、写真5,写真6は、1/1.7型のP7800を使っています。ともに、古い機種ですが、動作が遅い、焦点が合いにくい、高感度特性が悪いといった点を除けば、最近の機種でも、大きな違いはないと思います.

ない、画角は写真1とは、違い過ぎて比較になりません。

写真1は、比較対象のM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIの75mmF4.8です。

写真2は、20㎜F6.3です。

写真3は、30㎜F5.2です。

写真4は、42㎜F4.0です。

写真5は、42㎜F4.0です。

写真6は、42㎜F4.0です。

1/2.3型の望遠コンデジニコンのP610では、レンズが暗いので、ボケは、点になる程度で、厳しいです。

絞りは、「電磁駆動による6枚羽根虹彩絞り」です。

1/1.7型のP7800は、望遠端が、F4.0なので、ある程度ボケが出ます。 ただし、同心円上の渦が、ボケの中に見えますので回析の影響と思われます。

絞りは、「電磁駆動による7枚羽根虹彩絞り」と書かれていますが、「7枚(円形絞り)」と同等と思われます。

写真4、写真5,写真6は、花の一部が白飛びしているので、ここは、更に露光を下げるべきです。しかし、センサーが小さいと、ダイナミックレンジが小さくなるので、対応に限界があると思われます。

なお、一昔前のコンデジでは、CMOS電子シャッターを使っても、最短、1/4000秒のシャッター速度しか、実現できていないので、時代を感じます。最近は、メカニカルでも1/4000秒は、実現していると思われます。

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5

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写真6