M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを使い、75mmF4.8で、梅の花を撮影するとボケが多く出ます。
ボケはトリミングしてもかわりませんから、75mmF4.8に、近い条件で撮影すれば、同じようなサイズのボケがえられると推定しました。
しかし、どうも、話は、それほど、単純ではないようです。
そこで、カメラとレンズを変えて、似たような条件で、梅の花を撮影してみたいと思います。
今回は、オリンパスの12-100mmF4.0と12-40mmF2.8と比較してみます。
写真1が、75-300mmの75㎜F4.8の写真です。形は、完全に円形とはいきませんが、丸いボケがきれいにでています。
写真2から写真4は、12-100mmF4.0を使っています。
写真2は、100mmF4.0です。ボケは、丸い形をしていてきれいですが、写真1程、盛大に出てはいません。
写真3は、61mmF4.0ですが、写真2と似た傾向です。
写真4は、100mmF4.0ですが、写真2と似た傾向です。
12-100mmでは、ボケの形は、きれいですが、写真1ほど、はっきりはしていません。
写真5から写真7は、12-40mmF2.8を使っています。ここでは、写真1に似た条件にはなりませんが、明るいレンズの場合の参考になります。
写真5は、40㎜F8.0で、絞っているので、ボケはめだちません。
写真6は、40㎜F2.8で、小さな丸いボケが見えます。
写真7も、40㎜F2.8で、小さな丸いボケが見えます。
写真1は、写真2以降に比べると、ボケの円形が崩れています。しかし、ボケの量、強さは、他の写真を圧倒しているように見えます。
撮影は、光線の影響をもろにうけるので、角度を変えて撮影していますが、不十分な可能性もあります。
今後、もうすこし、条件を変えて、比較をしてみたいと思います。