極上の焼き芋の焼き方(129) 市販の焼き芋の研究(22)中島農園(阿見町、冷凍、紅はるか)

市販の焼き芋の研究(22)中島農園(阿見町、冷凍、紅はるか)

中島農園では、焼き上げの紅はるかを以前に購入しています。

阿見町では、ふるさと納税の返礼品として、焼き芋を返送していますが、それは、冷凍焼き芋です。

ですから、中島農園の石焼き芋の本命は、冷凍焼き芋であると考えていました。

焼き上げの石焼き芋の場合、石焼き芋什器は、小型のものを使うので、どこでも焼いても同じような焼き具合になります。

工場で、大量に焼く場合には、石焼き芋什器は、大型で、場合によっては、チューニングしている可能性もあります。

また、サツマイモのサイズによって、火の通り方が違うので、サイズをそろえてから、加熱することで、均等に焼き上げることができます。

例えば、ぽてとかいつかの冷凍焼き芋は、一袋に5,6個、入っていますが、サイズは、ほぼ、同じです。

このような点を考えると、焼き上げより、冷凍の方が、美味しいことが多くなるはずです。

冷凍すると細胞膜が破壊されて、焼き芋はなめらかになります。しかし、ペクチン軟化が十分にできている焼き芋では、その効果は小さいです。

写真1が、中島農園の冷凍焼き芋のパッケージです。商品名が「紅せれぶ」と書かれています。

写真2が、電子レンジで温めた冷凍焼き芋です。

写真3が、焼き芋の断面です。

色は、黄色でなく、白色です。ペクチン軟化は、十分になされていますが、期待したほどは、甘くないと感じました。

ふるさと納税の返礼品ということで、期待しすぎたのかもしれません。

f:id:computer_philosopher:20220125235017j:plain
写真1 中島農園 紅せれぶ

f:id:computer_philosopher:20220125235042j:plain
写真2 中島農園 紅せれぶ

f:id:computer_philosopher:20220125235107j:plain
写真3 中島農園 紅せれぶ(断面)