ライソンから、「超蜜やきいもトースター」が出ています。
これは、当初は、クラウドファンディングを行い、応募した人にのみ販売する形態をとっていましたが、2021年の秋からは、家電量販店でも取り扱っているようです。
このトースターを使うと、石焼き芋ではなく、蜜焼き芋が焼けるようです。
蜜やきいも pukupukuの須藤さんが、監修したそうです。
今回は、超蜜やきいもトースターの情報を整理してみます。
ライソンの説明に、他の記事の情報を追加して整理します。
【製品の特長】 ① 操作はボタンを押すだけ!サツマイモの甘さとたっぷりの蜜を引き出す最適な温度を自動制御 ② 遠赤外線ではなく、近赤外線の効果でサツマイモの中までしっかり熱を加えるため、特製の「やきいも専用ケース」に入れて焼く方法を採用! ③ 焼く前に水を入れることにより、太さや長さが違うサツマイモにかかる熱量と糊化、糖化の科学変化をコントロールする方法を発見!
焼きいもを焼くには、付属の「やきいも専用ケース」を使用します。このケースにアルミホイルに包んださつまいもを入れることで、近赤外線効果で芯までしっかり加熱できます。
まずはさつまいもをアルミホイルに包むのですが、実はこの包み方にもコツがあります。さつまいもの端を1cm切り落としたら、さつまいもをアルミホイルの中央に置き、手前から奥に向かってくるくると巻きつけます。このとき、できるだけふんわりと巻くのがポイント。左右を折りたたんだら、さつまいもの形に合わせて形を整え、最後に隙間を作ります。
ここで、アルミホイルの上から水300ccを全体に回しかけます。焼く前に水を入れることで、太さや長さの違うさつまいもも均一に焼き上げてくれます。
やきいもケースにフタをして庫内にセットしたら、「4:超蜜やきいも」モードに設定して加熱を開始。このモードでは時間の設定は不要で、約2時間のタイマーがセットされます。
超蜜やきいもトースターはさつまいもの甘さと蜜を引き出すために、最高250度で加熱します。
2時間後、焼き上がってもそのまま庫内に置いたままにしたほうが蜜が出やすいです。
蜜焼き芋以外の場合は、ホクホク系の品種は180℃で60分、ねっとり系のさつまいもは180℃で90分、水を入れずに加熱します。
今回は、ここまでです。
超蜜やきいもトースター(2)焼きトースターのショミュレーション
では、実際に、オーブンレンジで、「超蜜やきいもトースター」もどきを実現してみたいと思います。
しかし、「超蜜やきいもトースター」の加熱方法は、企業秘密になっていて、非公開です。
そこで、以上の公開情報を元に、「超蜜やきいもトースター」の加熱方法を推測する必要があります。
それには、調理の加熱の原理を理解する必要があります。
そこで、次回は、調理の加熱の原理を説明します。
- 家でここまで美味しいやきいもが焼けるとは!究極を追求した「超蜜やきいも」が焼ける『超蜜やきいもトースター』 ライソン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000039618.html
- これはほぼスイーツだ!「超蜜やきいもトースター」でトロットロの焼きいも作り
https://getnavi.jp/homeappliances/581437/
- クラウドファンディングで話題! やきいも専門店が監修した「超蜜やきいもトースター」の実力は? 2021/03/09 BCNR